世界を変える科学実験を支え 未来の進化に貢献する。

プロジェクトメンバー

Project Members
維持管理グループ
業務管理責任者 リーダー

中島 昇一

大学共同利用機関法人
高エネルギー加速器研究機構
物質構造科学研究所 放射光実験施設
施設長

五十嵐 教之 教授

維持管理グループ
リーダー

吉村 幸一

TALK 01

なぜ日本アクシスで
働こうと思ったのか?

公的な研究機関での案件で
自分の可能性を広げられると思いました。

インタビュアー:中島さんと吉村さんは、なぜ日本アクシスで働こうと思ったのですか?

中島:私はもともとIT系の企業に勤めていて、退職後の求職中に職業訓練校で電気設備の実習を受けていました。そんなときに日本アクシスの求人で「国や大学関係の研究機関で働くことができる職場」という文言を目にし、興味をもったことがきっかけです。これまでの経験や今学んでいることが活かせることと、派遣先の安定感に惹かれました。

吉村:私はもともとシステムエンジニアとして働いていたのですが、不規則な長時間労働で疲れてしまって。日本アクシスの求人で、自分の志向や生活スタイルに合わせることができる職場と知り、転職することにしました。

日本アクシスの業務プログラムが
充実していることは、私たちも感心しました。

インタビュアー:入社後、この施設での仕事が始まったわけですが、最初はまったくの未経験だったんですよね?

吉村:現在の職場で必要な、電気や科学のことなど何も知らない、本当にまっさらな状態でした。ベテランの先輩から教えてもらいながら、少しずつ知識を身につけていった感じです。覚えることが多くて大変でしたが、新しいことを知ることは楽しかったし、やりがいを感じました。

中島:職業訓練校で学んでいた電気設備の知識が役に立った部分は多少ありますが、私もここに配属されてから教えてもらったことが今の基礎になっています。また当社のスタッフ同士でも、業務内で教えてもらったことや得た知識を共有する勉強会も実施しています。そんな場があるおかげで、教える人も教えられる人も、業務に関する知識を深めることができます。

五十嵐:もちろん難しい研究を最初から理解している人はいない訳で、お二人はとても頑張って科学の知識を身につけてくださったと思います。それと日本アクシスさんの業務に関する教育プログラムがとても充実しているのには感心しました。設備を活用する多くのユーザーの窓口として対応するには、幅広い知識をある程度身につけていることが必要。スタッフのみなさんが現在業務を問題なくこなしてくれているのは、そのおかげもあると思います。

TALK 02

この仕事のどこにやりがいを
感じているのか?

自分の仕事が実験に貢献できたと感じられたときにはとてもやりがいを感じます。

インタビュアー:難しい研究に携わる仕事だけれど、どんなところにやりがいを感じていますか?

中島:この職場では、電気、ガス、工作機械やクレーンの扱いについてまで、とても幅広い知識を、最先端の技術の仕事を通じて学ぶことができます。自分のやる気次第でスキルアップでき、取得した資格が増えるのは、とてもありがたく、やりがいを感じます。

吉村:この施設を使うために、世界中から研究者が訪れます。言葉の壁などもあり、その窓口として対応するのは大変なのですが、その分、ユーザー様のご要望通りに対応できて、実験に貢献できたと感じられたときには、とても嬉しい気分になれます。

五十嵐:多くの研究者が共同で活用しているこの施設での実験では、ユーザーとのコミュニケーション、さらには職員同士のコミュにケーションを円滑に進めることが何より大切。それが施設としてのユーザーへの対応力につながります。実験では、いつも予定通りのことが起こるとは限りません。どんなときでもチーム内で密に情報を共有することで、ユーザーに正しい情報を伝えるという、実験施設として一番重要な役割を果たすことができると思います。その意味では、日本アクシスさんのスタッフのチーム力には、とても助けられています。

科学の進歩に合わせた技術の更新に
頼もしいパートナーの存在は不可欠です。

インタビュアー:最後に、今後お二人が仕事で達成したい目標はありますか?

中島:これからも私たち日本アクシスがこの研究所での仕事に貢献できるよう、自分自身の技術や資格をもっと身につけていければと思っています。

吉村:まだまだ私自身、仕事の中で得意分野もあれば苦手な分野もあります。他のスタッフと協力しながら、スキルアップを図っていきたいです。

中島:高エネルギー加速器研究機構内で日本アクシスの評判が広がり、ほかの研究分野でも私たちのスタッフを活用していだけるようになればいいですね。そのためには私たちの業務の幅を広げられるよう、頑張っていきます。

五十嵐:科学技術の進歩は日進月歩。私たちの機構も、これからそれに合わせた技術の更新を待ったなしの状態で図っていかなければなりません。そのための検討を進めるには、パートナーとなる企業との連携は不可欠です。お二人の今のお話は、その意味でとても心強く感じました。私たちも皆さんの努力に応えられるよう、新しい科学の時代に対応できる研究施設になれればと思っています。